スタビライザーはビットの直上やドリルカラー間に接続してビットの安定、坑井の矯正、坑芯傾斜の増減を計ったり、ドリルカラーの差圧抑留防止等のために使われます。また、スタビライザーは坑井掘削の際、ドリルストリングスを坑井内の中心に保つためドリルカラー及び、他のドリルストリングスの疲労、破損を防ぎます。
ニアービットスタビライザー
ビットの直上につけて、ビットの偏心回転を防ぎます
ストリングススタビライザー
ドリルカラーを坑井の中心で回転させ、ドリルカラーの揺れを防ぎます
ドリルカラーと坑壁の接触面が少なくなり、ドリルカラーの差圧抑留防止となります
スタビライザーボディはドリルカラーと同じくAISI4145H材を使用しています。また、ネジ部はかじり防止のため銅メッキ(ピン部)、パーカライジング(ボックス部)処理をしています。
当社では各種スタビライザーを製作しています。
ウェルドブレードスタビライザー
ホールサイズ:5-5/8”~26”
インテグラルスタビライザー
ホールサイズ:5-5/8”~12-1/4”
ホールサイズ:8-1/2”~12-1/4”
オプション:17-1/2”、26”